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【製 法】
昔ながらの手作業によりウェルト(押縁)を縫い付けます。
ウェルテッド製法の原形で、19世紀後半にグッドイヤーウェルト製法のミシンが開発されて大量生産できるようになる前は、職人が一針一針縫っていました。
履き心地の良さなどから、近年その価値が見直されるようになりましたが、完成するまでに非常に時間がかかり、必要とされる技術の高さなどからその貴重さは益々高まっています。
※グットイヤーウエルト製法は機械で縫い付けて、大量生産するために後に考え出された方法です。
つまり、グットイヤー製法の原型かつ理想的な製法が、ハンドソーン・ウェルテッド製法ということができます。


履き心地とフィット感の良さは木型に秘密があります。
長年、日本人の足を研究して独自のノウハウを蓄積したラストを用いています。
人間の足に限りなく近い形になっていますが、これは靴作りの上で非常に技術と手間を要します。靴作りの効率から考えると、できるだけ平板で簡単な木型が良いですが、 履き心地を第一に考えて敢えて手間のかかる木型にしています。
ユニオンインペリアルの木型はオーダーメイドで本来足に合わせてハンドメイドで靴を作っていた時代の木型を再現しています。
立体的でグラマラスなラインは美しさだけでなく、履き心地を追求した結果なのです。



アッパーの素材には吟味されたフランスの一流タンナー(アノネイ)の革を使用。
甲革の仕上げは独自のハンドアンティークフィニッシュ。
熟練した職人が独自にブレンドしたクリームを一足ずつハンドで塗りこんでいき、
上質な素材感をそのまま生かすようにして、アンティークのような自然な風合いに仕上げています。
アニリン染め特有の透明感のある艶が特徴です。


【パラレル】
革の切り口の断面に針を通し、2枚の革を高さがずれないように直接つなぎあわせて縫っています。
ハンドラスティングしなければならず、マシンラスティングにはみられないディテールであり、非常な手間と高度な技術を要します。
【ライトアングルステッチ】
革同士を直角に合わせ、職人の手加減により革の裏側に貫通させずにモカの革の吟面をすくうように針を差してサイドパーツと縫い合わせています。
モカとサイドパーツが直角になるUチップでしか見ることができないディテールです。


独自にブレンドした染料を手で塗りこむことによって、微妙な色加減を出しています。
革と染料と特性を知り尽くした熟練した職人の妙技とセンスが問われる手仕事です。

「世界に誇る靴づくり」を目指し、イタリアの靴づくりを日本でいちはやく取り入れたユニオン・ロイヤル伝統の靴づくりを “ハンドソーン・ウェルテッド製法”で再構築。
1972、73、74年にイタリアの国際芸術皮革製品コンテストで日本初のオスカー賞を受賞した「Union Imperial」ブランドをリバイバルして、 2008年Spring/Summerシーズンよりスタートしました。
日本人の足型を研究した木型やハンドフィニッシュなどのテクニックを駆使し、昔ながら手作業により生み出される一足一足はエレガントで履き心地がよく、 美しい輝きとシルエットに仕上がっています。