識者に聞いたソフィス・アンド・ソリッドの魅力
トレーディングポスト × 阪急 × 世界長ユニオン Vol.1

ソフィス・アンド・ソリッド

リアル・メイド・イン・ジャパンの靴作りで、靴好きを虜にしているソフィス・アンド・ソリッド。
今回はトレーディングポスト青山本店の村井店長と阪急メンズで靴のバイヤーを務める芝崎さんにソフィス・アンド・ソリッドの靴づくりの過程、履きやすさ、おすすめする理由について語っていただきました。
プロフィール

1 ソフィス・アンド・ソリッドについて

村井:「ソフィス・アンド・ソリッド」は、トレーディングポストが監修し2003年からスタートしたブランドです。イタリアのボローニャを発祥とするボロネーゼ製法と、イギリス靴などに用いられるグッドイヤー・ウェルテッド製法のそれぞれ良い部分を兼ね備えた「ボロネーゼ式グッドイヤー・ウェルテッド製法」という世界でも珍しい製法を採用しています。ブランド名の「Soffice & Solid」とは、イタリア語の「ソフィス/柔らかい」と英語の「ソリッド)/しっかりとした」という意味から、製法をイメージしたネーミングとなっています。
ソフィス・アンド・ソリッドについて

村井:発売当初から素材に非常にこだわり、アッパー素材にはフランスのアノネイ社の上ランクの「VEGANO(ベガノ)カーフ」を採用。革の独特な光沢感に加え、履き始めから包み込むようなソフトな履き心地で、インポートブランドに負けないもの作りを行っています。しかもハンドフィニッシュで、色のムラ感に強弱をつけて仕上げていただいています。最初はプライベートブランドとしてスタートしましたが、今では阪急メンズさんにも認めていただき、2016年11月より取り扱いしていただいています。

2 年々進化し続けるソフィス・アンド・ソリッド

年々進化し続けるソフィス・アンド・ソリッド
村井:このブランドデビューが2003年で、私の入社も同じ年。2003年に靴を購入して以来、ずっと長く付き合いながら販売も行っている靴なので、非常に愛着のあるブランドです。常に進化していて、木型も年々改良を重ねています。トレーディングポストが監修している靴ですので、お客様の声をそのまま企画に伝えて、「こういった靴が欲しい」、「こんなデザインが欲しい」という声を反映させて、作りあげています。

3 木型がいいから履き心地がいい

木型がいいから履き心地がいい
村井:靴に対して造詣が深い「多くの良い靴を見てきた方たち」からも評価されています。インポートブランドのシューズにはない、日本人の足に非常に合うフィット感が出せるブランド。それは、製造を担当してくれている世界長ユニオン小田氏の企画力が大きいです。「日本人の足に最良な木型」を常に前向きに探求しています。

日本人の足型は、一般的に欧米の人と比べて「横幅が広くて甲が高くて、カカトが小さい」というのがよく言われていますが、そういう足型の人にフィットするように作られています。トレーディングポストで特に大事にしているのが、ボールジョイント(親指と小指のつけ根の足が曲がる関節部分)から後ろにかけてのフィッティングです。そこがしっかり収まる靴を前提にしています。

世界長ユニオン株式会社 企画 小田哲史
【世界長ユニオン株式会社 企画 小田哲史】

4 木型の改良を続けて現在は6代目モデル

木型の改良を続けて現在は6代目モデル
村井:ブランドのスタート時は、カジュアルというか、ボリュームのある靴でした。100番台からスタートして(400番台がなく)今は700番台で6種類。6代目ですかね。300番台からモダンでスマートな靴になり、お客様からの支持が一層高まりました。

木型作りは様々なお客様の足の形があるから難しいです。様々なお客様に合う既成の木型作りは、「多少あいまいなところを残す」という感覚を大事にしています。既成だからこそ、ちょっと緩くしていい箇所が必要、そのさじ加減というのが、課題だと思います。

5 ボロネーゼ式グッドイヤー・ウェルテッド製法とは?

ボロネーゼ式グッドイヤー・ウェルテッド製法とは?
村井:ボロネーゼ式グッドイヤーウエルト製法。あまり聞きなれない製法ですが、簡単にいうと、耐久性がありながら柔らかいのが特徴。グッドイヤーウエルト製法で作られたイギリス靴のように、ある程度ソールに厚みがあるため耐久性とクッション性がありながら、ボロネーゼ製法を採用しているため、イタリア靴の柔らかさや軽さを兼ね備えたハイブリッドな製法です。
ボロネーゼ式グッドイヤー・ウェルテッド製法 前半部
【前半部】
ボロネーゼ式グッドイヤー・ウェルテッド製法 後半部
【後半部】



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